新製品の中核技術となるテーマについて短期間に特許出願群を集中させた事例
中核技術を囲うように出願を集中させるのは特許戦略上極めて重要なことですが、製品開発が佳境にはいると開発業務に追われて特許出願が散発的になりがちになることもあり、ご担当者が頭を痛めることも多いとお聞きしています。
(1) まず、第1回の打ち合わせとして、中核技術となる新たなアイディアについて、Case 2のようなディスカッションを行います。事務所スタッフは、ディスカッションにおいて抽出された発明について次回までに先行文献の調査を行い、出願のポイントや発明の構成要件の隈取りを提案します。
(2) 第2回の打ち合わせでは、事務所の提案を元に出願の内容を深めて、出願の骨子を大凡決定します。その後、別のアイディアについてのディスカッションを行います。つまり、第2回の打ち合わせでは、前回提案された出願内容の骨子を決めるとともに、新たなアイディアについてのディスカッションを行います。
(3) 以後は、第2回の打ち合わせと同じ形式の打ち合わせを一定間隔(例えば毎週)行います。これにより、アイディア出しから出願の骨子決定が一定期間毎に繰り返し行われ、着実に出願群が形成されていきます。
以上の流れによって、新規アイディアの抽出と出願作業とを同時並行に進めることにより、中核となるアイディアに集中した漏れのない発明群を短期間で形成することができます。開発スタッフの方々にもリズムが生まれ、開発業務に没することなく大切なアイディアが形となって行きます。事務所スタッフは、アイディア出しの誘導や、発明構成要件の隈取りなどをご支援させて頂きますが、必要があれば、アイディア出しから出願までの期限管理も行わせて頂きますので、出願が遅滞することを防ぐこともできます。
